吉沢板金では『塗装はあくまで最終工程』だという認識を持っています。ですから、塗装を掛ける前には必ず検査を行い、その部分を補修した上で施工します。それらは、結果として塗装を長持ちさせ、家を長持ちさせることに繋がります。
上の写真はその中で発見されたまずい部分。どこかお分かりでしょうか?
・・・こちらのお宅では破風板の上に化粧板を張って、その上に塗装という仕様ですが、その化粧板 が浮いてしまっている写真です。
原因は釘の本数が圧倒的に少ないことにあります。真ん中の列しか打っていなかったんですね。(これは手抜き工事の部類に入るでしょう。)端の方から板は反り返り、釘は浮いてきてしまっていて非常に危険な状態でした。
そして補修後の写真。エア釘打機でしっかり固定後に釘の頭をパテ埋めし、下塗りまでしてある状態です。そしてこの後ようやく塗装です。
もちろんこれらはお客様に報告後にきちんとお見積を作成して、ご納得を頂いた上で工事をしています。何の確認も取らずにいきなり施工して請求するなんてやり方は絶対にしませんのでご安心下さい。
まずいところを見過ごすことができないので、実はサービス工事もたくさんしてあります。どうしても足場を組んだ後で初めて分かることがありますので、最初の見積から段々増えてしまって・・・じゃ申し訳ないですからね。