町を歩いていると、軒天井が剥がれ掛けているこの様な状態の家を見ることがあると思います。ご依頼で軒天井の修理をさせて頂くのですが、どうしてこうなってしまったか?の方が重要です。
こちらはその真上に当たる”隅棟部分”の写真なのですが、”差し棟”が外れかかっていたり、外れてしまっていたり・・・・雨漏りして当然の酷い有様です。
こちらのお宅、実は以前カラーベスト屋根からカバー工法による金属屋根への葺き替えが行われたそうなのですが、至るところの納まりがいい加減で、お客様のことを思うと切ない気持ちになってしまいます。差し棟が外れかかってしまったのも正しい納め方が出来なかったからに他なりません。
折角良い材料を使っても技術が伴わなければ何にもならないのが、外装リフォームの世界・・・
家電の様にどこで買っても同じ品物で同じ性能が得られるものなら良いのですが、私達が売っているのは材料ではなく”技”、お客様の信頼に技術をもって最高の納まりで応えてくれる業者をお選び下さい。
アフター。部分改修として、雨の吹き込みを防止する下処理を終えた後、新規に棟板金を設けました。