雪の重みで変形してしまった雨樋の架け替えリフォームを行いました。
※今回の様なケースでは工事代金の一部または全額を保険補填される場合もありますのでご加入の保険会社にぜひご連絡下さい。
雨樋が雪で変形してしまう原因は様々ですが、例えば樋受け金物の取り付けピッチがあります。
樋持ち金物にはメーカーの規定の取り付けピッチがありますが、こちらは大分粗い間隔で取り付けられておりました。もちろん端的には樋持ち金物の取り付けピッチが細かい程丈夫になると言って良いです。
材質も薄型の金属製より厚手のポリカーボネート製の物の方が丈夫です。
また、軒樋の材質は塩ビよりもスチール芯の入ったものの方が強いですし、応力に強い形状というのもあります。
難しいことは考えずに吉沢板金に「雪に強い丈夫なやつを掛けて。」と言って頂ければいくつかご提案させていただきますのでご安心下さい。
アフター。パナソニック製ファインスケアに架け替えました。上の条件を満たしているだけでなく、大型で雨の飲み込みも良いです。
古ぼけた部分をスッキリとカバーしてしまいますのでリフォームにはうってつけですね。
樋受けブラケットはポリカーボネート製です。
そしてもう一点、雨樋を守るために屋根上に雪止金物を追加取り付けしました。
※隣家等があり落雪自体をさせたくないという方には別途おすすめの方法があります。(落雪防止装置ゆきもちくん)