先日の降雪依頼、「ゆきもちくん」のお問い合わせを何件かいただいています。
今日はその中のあるお宅に赴きました。連絡を頂いた日、ご主人がご在宅の内に一度伺っていますが、雪の中では満足な調査が出来ませんので日を改めて再度の訪問。
ところで、たまにぱっと見ただけで見積を作ってしまうすごい人がいると聞きますが、『必要十分な工事を低価格でご提供する』という弊社の方針ではまず考えられません。今日も1時間以上掛けて各部の寸法や、障害になりそうな事、工事部位に関係する既存部材の劣化の具合など見させて頂きました。これから図面を起こして見積を作ります。
さて、ゆきもちくんについてですが、宇都宮近辺でいただくゆきもちくんのお問い合わせには必ずある共通点があります。それはお隣との距離がごく近いこと。
写真は今日の調査写真のうちの一枚です。(写真右側がお客様宅。)家の反対隣もやはり隣家が近接しています。
ご主人のお話では「落雪が左側のアパートを直撃する」とのことでした。また、写真手前側の方には駐車場があり、そこにも落雪があるそうです。
ここで、ゆきもちくん設置の意味についてもう一度考えてみますと、落雪させないこと、雨樋を破損させないことの他に、『お隣へのアピール効果』があります。実際、豪雪地方で生まれた落雪防止装置としての機能は最強の部類に入りますし、十分な効果が期待できますので、落雪させないために一生懸命施工させて頂いた私達からするとちょっと意外なのですが、皆さん口をそろえてそう言われます。
「ゆきもちくんは色々な意味で保険だよね。まず、お隣さんもやることはやっているんだって思ってもらえるでしょ?」というのは昨年ご依頼いただいたゆきもちくんユーザー様のお話。