宇都宮市の巨大商業施設ベルモールの一角に子供たちに大人気の場所があります。
アルパカは簡易的でもエアコン付きの立派なお家に住んでいますが、ポリカーボネートの屋根、外壁では室内が温室になってしまいますのでエアコンの能力が追い付きません。
そこで今回行われたのが、屋根、壁の断熱をしてあげてエアコンの効きを良くしてあげるという『断熱リフォーム大作戦』です。
リフォームに使った材料はこちら。東洋ガルダンという農畜産施設のために開発されたちょっと特殊な材料です。外側はおなじみのガルバリウム鋼板ですが・・・
断熱性能に優れた硬質ウレタンフォームをサンドイッチして裏側にはこの様にFRPが張ってあり、一気に内装仕上げまでできてしまうという金属断熱材複合パネルになっています。
こんな感じで張りながら内装が仕上がっていきます。すでに室温の違いが分かります。
アフター。アルパカ一家のお父さん、デンカくん(デンカさん?)の表札が無事戻されました。
ご要望で作った開口部分に合わせたカバー(裏側にはもちろん断熱材付き)も気に入ってもらえたようで嬉しいです。
屋根のビフォー。所謂ポリカーボネートテラス屋根です。明るくて良いところもあるんですが遮熱性能はありません。
アフター。断熱材が裏打ちされた屋根材は専用設計の板金で綺麗に収まりました。
工事が終わって一息ついていると飼育員さんが訓練をされている様子を見ることができたのですが、お手やおかわりは当たり前、ゴミに見立てた紙屑を咥えてゴミ箱に入れるなんて芸当まで出来るんですね。アルパカすごい。
ベルモールに行った際にはアルパカと一緒に新しくなったお家もご覧くださいね。