台風シーズン真っ只中ですね。吉沢板金も連日雨漏り修理や調査の依頼に追われています。
台風の力は本当に恐ろしいものがあります。屋根が飛ばされてしまったというニュースを見れば同じ位の築年数の家に住む方にとっては他人ごとではないのではないでしょうか。
今回は栃木県小山市のお客様の例を元に”実際にそうなってしまった時どうしたら良いのか”が分かる記事になっていると思います。
家に居る時であればそれはもうとんでもない音がするので気づくと思うのですが、留守の時に屋根の一部が捲れバタバタしている様子を近所の人が発見して大騒ぎになってしまうこともあります。
豪雨と暴風の中では実際にはこちらでも応急処置ができないことが殆どです。本当に緊急性のある場合には家族や近所の人を守ることを優先して消防(119番)に連絡しましょう。
そして同時に私たちにも連絡してください。
応急処置が出来ると判断し屋根に上ったところです。
風当たりの強いところから大きく捲れあがっていますが、よく見ればその手前にも不自然な膨らみが分かると思います。
屋根の種類によってはこの様に一面が絡んで出来上がっているために一か所が捲れると全体が持っていかれてしまうものがあります。(屋根全部が飛ばされてしまった例・・・『安心と安全を全力で提供します!-強風で屋根が飛んだ!「ある日のレスキュー」-』)
これは聞いていただければすぐに分かりますので自分の家の屋根がどんなタイプの屋根なのか、また現在危険な状態にあるのか知っておくことも大事です。
台風被害には火災保険(風災)が適用されます。
よく勘違いされている方がいらっしゃるのですが、台風被害を受けた状況では防犯・安全上の問題などから、片付けや修理が必要な場合には保険屋さんに連絡する前でもしてしまって大丈夫なんです。
いつまでも危険な状態にしておく分けにも雨漏りさせておく分けにもいきませんからね。
ただし、後できちんと保険が下りるような写真を撮っておく必要がありますが、吉沢板金にご依頼いただいた場合にはノウハウとしてありますのでそれもご心配いただかなくて大丈夫です。
大変な状況にあったお客様にはなるべく早く安心していただき日常に戻って頂きたいと思います。
屋根の葺き替えが完了しました。ガルバリウム鋼板縦ハゼ葺きでモダンな屋根になりました。
新しい屋根は固定方法なども旧来に比べ進化しています。台風にもはるかに強くなり長い安心が得られました。
今回は屋根と同時施工となりました。