雨漏りを止める!笑顔を守る雨仕舞い論

屋根リフォーム工事状況3/27(宇都宮市K様邸)

※この記事はご依頼主による工事進行状況の確認を兼ねて作成しています。(現場とはお住まいが異なる場合の無料のサービスです。)

大屋根リフォーム完了
大屋根のリフォームが完了しました。過程から見ていただくと仕上がっていく様子がよくお分かりいただけると思います。

ドーマ納まり
ドーマ部の納まりです。ドーマ正面のカバー(トリム)は屋根とは別の部分ですがそこだけ色あせが見られるとスッキリしないため屋根材と合わせた新材料を加工してとりつけました。

入母屋部分
入母屋部分の納まり。経年劣化で一部破損しているアンテナはこの機に新品に交換予定です。

棟、谷
同じく入母屋部分。棟と谷のある風景ですが、『雨仕舞い論』の名の下に理想的な納まりに仕上がりました。今回、棟等の役物類は以前の『釘』取り付けではなく、『ビス』を使った取り付けとさせて頂いていますので風に対する耐性が全然違います。

トップライト納まり
小屋裏の熱と湿気を逃がしてくれる換気棟・・・・今後は十分に働いてくれることでしょう。トップライトも3次元的な一枚仕上げで雨仕舞いの良い仕上がりとなりました。

下屋部分のリフォームも完成しました。
ビフォー
ビフォー写真。(コロニアル)

下屋リフォーム
ガルバリウム鋼板でリフレッシュ!

電気配線の雨漏り原因
関係ない部分と言えばそれまでですが、気づいた部分は全て修正していくのが吉沢板金流。(こういう細かい部分はキリがないのでサービス工事とします。)
下屋のリフォーム作業中、隣に目をやると雨仕舞いのされていない電線類がありました。残念なのはペンキが穴の淵まで塗られていたこと。そう・・・・再塗装の際にペンキ屋さんは修正をしなかったということです。雨仕舞いを知らないのかそれとも・・・・。

電線類のシーリング
アフター。こうあるべきです。外壁からの雨漏りの原因を一つ断つことができました。

解体した雨どい
雨樋の解体作業を行いました。K様邸で使われていた雨どい(軒樋)はこれだけになります。(3段くらいに重なっていますよ。)

シビルスケアジョイント部の劣化
雨樋のリフォームを選択された一番の理由はここにあります。スチール芯材の上に樹脂がコーティングされたパナソニック製シビルスケアのジョイント部分の写真ですが、切り口の部分から金属が腐食して樹脂が浮き上がっているのがお分かり頂けるかと思います。

軒樋ジョイント部分の劣化
全然力は入れていません。ジョイント部分をちょっと捻っただけでこのようにボロッと剥がれてしまいます。中には解体作業中持っただけで剥がれてしまったものもありました。
今のものはジョイント部分内側にもカバーが付き、溶着系の接着剤により固定されることで空気に触れることがなくなるため、この様な腐食の進行がない様改良されています。

ポリカーボネートブラケット
今回選んでいただいた軒樋はパナソニック製のファインスケア。大型で丈夫な上、雨水の飲み込みが良く、もちろん上記の改良も施されていて安心です。また、鼻隠しの効果を狙ったデザインコンセプトにより、破風部分のリフレッシュをしたのに近いような効果が期待できます。
写真は軒樋の吊り金物です。金物と呼ばれますが素材はポリカーボネイト製。金属に負けない耐候性と曲げ強度を誇ります。透明なのでデザイン的にも優れていますね。

さて、今週の工事はここで終了です。
後発分の材料の到着が31日とのことですので続きは4月1日からの工事となりそうです。(※肝心のゆきもちくんは雨樋に雪解け水を導く様に設計しますのでその後の工程とないます。)
材料が届いたら後は一気に進む作業です。ご期待ください。

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