※この記事はご依頼主による工事進行状況の確認を兼ねて作成しています。(現場とはお住まいが異なる場合の無料のサービスです。)
まずは北面、汎用の雪止めです。このタイプではある程度以上の急勾配屋根で流れも多い(長さがある)屋根ですと雪を止め切れません。こちら側は入母屋になっていて流れも短い上に隣家もないため汎用タイプの雪止めになっています。
対して東西の二面には『スーパーゆきもちくん』を施工させていただきました。
写真は西面の様子です。まず、屋根の中段程に付いているのがスーパーリング。これより上の部分の雪を強固に固定します。乗り越えて来てしまった分の雪とそれ以下の部分の降雪は下段にある『スーパーゆきもちくんが』捕らえるという二段構えの雪止め装置です。
軒先部分のアップです。スパイラルリングの上にネットが掛かることで、ネットが常時浮き上がった状態になっています。これによって雪がネットに食い込むようにして固定される仕組みです。屋根上で雪を融かし、雪解け水は雨樋に導かれるように設計しています。
ポイントは
- 落雪させない・・・・こちらもそうですが、隣家が近接している場合や庭先などでの不幸な事故を未然に防ぐことができます。
- 雨樋の機能保全・・・・雨樋に雪の重みが掛かることがなくなるので降雪による損傷を防ぐことができます。
- つららが出来にくい・・・・ツララをともなった落雪は非常に危険です。
- 隣人へのアピール効果・・・・誰が見ても堅牢なゆきもちくん。「お隣さんは落雪に備えてこれだけのことをしてくれているんだな。(やるだけのことはやってくれている。)」と思わせるアピール効果があるそうです。(これは以前お客様に教えていただきました。)
東面の様子です。屋根足場(後付木製足場)が外されたのでいよいよ全貌が見えてきました。
地デジアンテナも付きました。(以前のものはアナログアンテナ。)ベースの部分から新品に交換させていただきましたので少しの不安も残りません。屋根足場がある『ついで』ですので電気屋さんは工賃だけです。お客様の『足場』です。利用していただける部分はどんどん使っていただいた方がお得ですし後で楽です。
八幡山が見えるK様邸では受信状況が特に良く「レベル80が出るよ!」と電気屋さんが驚いていました。
さて残す工事もあと1項目、明日で本工事は完了予定です。
足場が外れたらカーポートとテラスの屋根を復旧して・・・・・(独り言)