雨樋のリフォーム事例を2件ご紹介します。ただし今回は機能を改善させることに重きを置いた”機能リフォーム”であるところがポイントです。
皆さんの家の雨樋はきちんと機能していますか?
普段気にならないということは幸運なことで恐らく上手く機能しているのではないかと思います。(たまにおおらかな性格で気にならないという方もいらっしゃいますが。)
多くの場合これが上手く行っていないと家主さんは気になって仕方がなくなるものです。
何しろ落ちてほしくない所に雨垂れが落ちてきてしまう訳ですからね。家の壁は汚れるし夜は音が気になるしでもう大変です。
そんな方はぜひ吉沢板金にご相談下さい。雨樋のお悩みをスッキリ解消する方法をご提案します。
まずはこちらのお客様の例。
写真はビフォーです。下屋部分の雨樋から雨水が溢れ出る(乗り越える)ことがあり、またたてどいの部分でも溢れだすというものです。
雨樋の付いている下屋の面積からすると写真の旧来からの雨樋で十分な気がしてしまうかもしれませんが、実はこの雨樋は2階大屋根の雨水も受けているんです。
写真では下屋の右端に流し樋と言って下屋の雨樋に2階の雨水を入れている様子が分かると思います。
このため、雨水の量が多い大雨時にはこの部分を中心に雨樋から水が溢れて出てしまうのです。
アフター。解決方法は雨樋の能力を見合ったものにしてあげること・・・・一般住宅用ですが近年の比較的大きなタイプの雨樋に架け替えてあげましょう。開口が大きく前が高くなっているため乗り越えるようなこともまずありませんし飲み込みが格段に良くなります。
この部分のコーナーは特注品になります。現場で採寸しメーカーで特別製作するためちょっとお時間がかかりますが仕上がりはグッドです。
そしてもう一点縦樋部分で溢れてしまう場合には縦樋の径を太くしてあげるというのがおすすめです。
次は矢板市のお客様の例です。
こちらも屋根の水が雨樋を乗り越えるような感じだとのお話でした。両サイドの長さが足りないとか掛け方に技術不足も見られますが、やはりこの勾配、大きさの屋根ではこの雨樋では役不足です。
特に雨の集まる谷樋部分では全く機能していないのでは?
アフター。こちらも先ほどと同じパナソニック製の大型角樋での架替えとさせていただきました。
玄関の左右二箇所の施工です。ミルクホワイトがお宅にマッチしていて可愛らしい印象を受けます。
また大型樋は旧い破風板を大きく隠してくれるので美観リフォーム効果も高く今回は”機能と美観を同時に改善”というお客さまにとってはちょっと嬉しい内容だったのではないかと思います。
雨の日が楽しみになると良いですね。
※まずは雨樋に詰まりがないことを確認してください。吉沢板金では”プロが行う雨樋清掃”というメニューもご用意しています。