雨樋清掃をご依頼いただきました宇都宮市のY様邸です。
「雨の日に雨樋が水を飲み込まなくて、外壁やら犬走りがびしょびしょになってしまうんだよ・・・。」
後ろに杉林を抱えるY様邸。杉の枯葉による雨樋の詰まりにお悩みです。しかし、半年前に雨樋清掃を行っていたとのことですので少し時期が合わないですね。雨樋清掃は例えばご自身や、便利屋さんのような人に頼んで行うこともできるのですが、その場合、見える所だけしか清掃しない(できない)場合が殆どです。どうやら今回も肝心なところが清掃できていなかったことに原因がありそうです。
それでは、雨樋の専門家の行う雨樋清掃を少しご紹介します。
まずはビフォーです。雨樋は落し口に向かって勾配が取ってありますので通常落ち葉などのゴミは落し口周辺に大量に溜まっています。
また、屋根の形状で所謂『谷』の部分には屋根に落ちた落ち葉が雨で流され集まってきますので、それらが最も堆積しやすい場所になります。
もちろん杉林に面した部分はこの様な状態に。
ところで、雨樋清掃を行う時に普通に梯子を掛けられていませんか?雨樋は屋根より外に出ていますのでそれでは雨樋を傷めてしまいます。
弊社では写真の様に雨どいを跨いで屋根に掛けられる様な特殊な装置を用いています。
雨樋の構造を熟知しているから一時的に分解して清掃することができる
詰まりの酷い部分は上からいくらつついても改善しません。
吉沢板金では無理をして傷める前に分解して清掃します。
まさにここが大きな違いになります。これは、雨樋の取付工事をしている会社だからこそ自信を持って出来ることなんです。
雨樋の修理、修正もできる
この部分は、雨樋が詰まった後に雨水の重さで拉げてしまったそうです。これも外した後に修正を掛けます。
お客様の要望しだいですが、元々の傷が残っても良い場合にはこの様にたたき出しの技術で形状の修正のみを行うことが可能です。
(今回はお屋敷が大きかったこともありサービス。)
分解清掃アフター。
雨樋の清掃終了後、一時外した雨樋を復旧します。
アフター。
雨樋清掃をしながら専門家の目による雨樋の点検がしてもらえる
もう一つの特長として、専門家の目による雨樋の点検が出来る点があります。劣化具合の判断や、勾配の確認などを作業中同時に行っています。
全ての清掃と点検、調整が終わりました。写真中の雨樋の全箇所です。Y様邸は大きかったので午前中一杯位を要しました。
以上が専門家の行う雨樋清掃のご紹介になります。
安全確認と作業効率のため必ず2名以上で伺います。
落し口の数や、大きさにもよりますが、価格は15,000円~。
一度ご依頼頂いたお客様には点検を兼ねた清掃が出来るということでお喜び頂いており、リピーターとしてまたお会いできることが多くなっています。
※雨樋清掃は例えばこちらの様なお宅の場合、大体1年に1度くらいをお勧めしています。また、雨樋清掃の回数を劇的に減らすことができる落ち葉よけネットという商品も扱っております。屋根の上からの清掃が出来ないために、上記価格での定期的な雨樋清掃が難しいお宅(急勾配屋根を持つお宅や、お隣が近いために梯子が掛けられないようなお宅)や、より多い頻度での雨樋清掃が必要になってしまうお宅には特にお勧めできる商品となっています。