「モルタルにひびが入り、今にも落下しそうなんです。」今回のリフォーム工事はこのご相談からはじまりました。
「落ちそうな外壁のすぐ下が歩道なんで、人をケガさせてしまったらと思うと・・・・・。」
見てる間にも人が通り過ぎて行きます。確かにこれは恐いですね。
事故が起きる前によくぞ吉沢板金に連絡をくださいました。一刻も早くご安心いただけるようにしましょう!
最短で養生ネット付きの足場を掛けることで通行人の安全を確保。この時点でお客様のご心労は大分少なくなります。
いざ、モルタルを剥がし始めます・・・・・うわっ、全然力入れないでゴソっと落ちてしまいました。かなり重いです。ささっと比重で計算してみたところ、これくらいの塊でなんと10kgを超えてきます。
もしもこれが歩行者の頭上に落下したと考えたら・・・・身震いしてしまいますね。
躯体が腐朽してしまっています。そうです。モルタル落下の大きな原因がこれ。雨漏りです。ご安心ください。吉沢板金は雨仕舞のスペシャリストです。この後雨漏りもしっかり直していきますよ。
落下の危険のあったモルタルをすっかり落として下地が現れました。この後下地の補強を行うと・・・
これでお客様に本当の安らぎが訪れました。
ここからは壁のリフォームと同時進行で行われた雨漏り修理の様子をお伝えしましょう。
先ほどの壁の丁度真上の部分。看板の控え金物の跡でしょうか・・・笠木板金に歪が出たところに水が溜まってしまっていますね。
笠木を取り外して下地を確認すると想像通りの状態でした。屋根側、壁側両方に起こった雨漏りが下地を腐朽させてしまっています。
軒先部分のビフォー。唐草板金が外れ屋根が簡単に持ち上がってしまいます。
「吉沢板金の雨漏り修理は本当に凄い!」
お客様よりこうした評価を頂く背景には、コーキングべったりで却って状態を悪化させてしまう雨漏り修理と謳った残念な行為が世に蔓延っているという事実があります。
下地の補修が必要と判断すれば、カバー葺き替え(重ね葺き)の前にしっかり補修を行います。一旦めくった古い屋根も同じように戻され新しい屋根の下で役立たせます。
いかがでしょうか。これが吉沢板金の雨漏り修理・・・・今回もお客様に満天の笑顔を頂くことができました。
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