さくら市にある某株式会社の食品加工工場です。今回のご依頼は『隙間を塞ぐこと』。
食品工場では消費者が思う以上に衛生面に神経を尖らせています。
大抵の場合、工場の造りというのは一般向けの気密住宅と違って色々な場所に隙間が出来やすいものですが、このちょっとした隙間が命取りに。虫やネズミの被害を防ぐためのカバーリング工事を行いました。
まずはビフォー写真。
今回は作業場の一つ手前のエレベーターホールでの作業です。問題となっている隙間に赤い印を付けてみました。H鋼と壁、柱と壁の間に隙間が存在します。
それではアフター写真をご覧下さい。
ビフォー写真と比較してみてください・・・・見事に隙間がなくなっているでしょう?
材料はさび難いガルバリウム鋼板。これが、もし食品のある作業場でしたら、迷わずステンレスをお勧めしていますが、この場所では十分。
工場であらかじめ寸法に合わせてL型に曲げ加工した材料を使い、さらに現場の凸凹に合わせた手加工をして取り付けて行くのですが、寸分違わずピッタリに合わせる技術は「さすが吉沢社長」と言ったところでしょうか。(この現場は社長と管理人が担当)
隙間はピッタリなくなっていたのですが、念のためにシーリングまでを施工しています。
ちなみに今回の方法は似たような構造を持つパチンコ店や飲食店において、『隙間からお客様のスペースに冷たい風が入り込む問題』に対しても有効なものです。
もし現在お困りのオーナー様がいらっしゃればご相談承ります。