宇都宮市某賃貸店舗のオーナー様は以前より屋根の雨漏りにお悩みでした。
劣化したアスベスト含有スレート波板屋根は至る所から雨漏りがしてその箇所数は100を数えるほどに。当然毎月の賃料を支払ってくれているお客様(入居者)にも迷惑がかかりますし最悪は解約されてしまうかもしれません。
雨の予報に怯える日々を送っていました。
さて、そんな悩める全てのオーナー様へ吉沢板金がお贈りするのは『無塵カバー工法』という朗報です。
無塵カバー工法のメリット
- 店舗の営業を停止せずに工事が出来る。※業務形態による事前の打ち合わせが必要です。
- 有害なアスベストを飛散させないため安心。
- 廃材を出さないのでエコである。
- 産廃処分費を圧縮できる。(アスベストの高額な処分代がかからない。)
- 既存の屋根に穴を空けないので工事中雨漏りしにくく完成後の雨仕舞いも良い。
- 既存屋根との間に通気層ができるため熱が伝わりにくくなる。夏季には屋内が涼しくなります!
- 鉄骨母屋内に電線が通っていた場合の漏電のリスクがない。
リフォームに踏み切れない理由の一つに既に店舗に入居者が入っていた場合工事中の営業問題がありますが、既存の屋根に穴を空けない無塵カバー工法ならお店の営業を停止させずに工事が行えます。
今回の例では入居者が飲食店でしたのでお店の営業時間は完全に工事を停止する形で行いましたが、お店側ではいつも行っている程度の簡単な清掃で無事営業時間を迎えることが出来ました。
また、工事中漏電などを起こす心配がないのでお店の冷蔵庫が止まってしまう等、想定できる最悪の事態を避けることができるのは大きなメリットではないでしょうか。
では以下にビフォーアフターをお送りします。
ビフォー。過去に何度も補修をした跡が見られました。一番最近では数年前に沢山のお金を掛け全体に防水性の謳われる塗装工事を行ったそうですが・・・・
白い点々は既に塗装が剥離してしまっているところです。実にお金がもったいないですよね。
追い打ちを掛けるようで酷なことだと十分承知で書かせてもらいますが、スレート屋根の問題は『割れ』や棟部分等の欠落、ボルトのパッキンの劣化、重ね部分の不良などが主因ですからそもそも塗装工事では雨漏りは止まらないんです。経年劣化したスレート屋根に対しては葺き替え以外に雨漏り解決を保証できる工事はないと断言します。
アフター。ガルバリウム鋼板は塗装無しの生地色ですが、十分長寿命です。美観さえ許せば工場や店舗などにはおすすめ出来ます。
ビフォー。看板の控え金物が屋根のボルトに溶接されていましたが・・・・
ビフォー。上述した棟役物の不良や屋根板の重ね部分の様子が分かります。
アフター。専用設計の棟役物はピッタリと雨仕舞良く納められました。
ビフォー。左側から葺き進められています。
細かいことではありますが、足場が掛かってしまうと営業しているように見えないことがありますが、この様に『営業中』の横断幕を掛けさせていただくことで入居者様のご不安を解消することが出来るかもしれません。
※横断幕は常に用意しているものではありませんのでご希望があれば事前にお申し付け下さい。
同時施工・・・雨樋架け替え
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