※この記事はご依頼主による工事進行状況の確認を兼ねて作成しています。(現場とはお住まいが異なる場合の無料のサービスです。)
大屋根のリフレッシュも残すは一面のみとなった所でトップライトの部分に来ました。
吉沢板金では、ここは必ず既成のカバー部分を一度分解しています。理由は『正しい納まり』に仕上げるために他ありません。
写真はカバーを外したところですが、お分かり頂けますでしょうか?
ビスを外した穴付近から雨が滲み入っています。酷くなると室内への雨漏りとなりますから良いタイミングでリフレッシュを選択されたと思います。
直接的な原因は経年変化でパッキンが切れてなくなっているためですが、本質的には屋根面において上面からビス穴を開けてしまうという設計のまずさにあります。もちろんこの辺も改善して行きます。
正直私はこの辺は企業秘密にすべきだと思うのですが、弊社社長は鹿沼産業学校の講師でもあり、教科書を作る側の人間ですので広く公開すべきだと思っているようです。いつかはそれくらいの器になりたいものです。(本当は、「真似できるものならやってみな。」という自信の表れかも知れません。)ということで、ポイントと言える部分のワンショットです。
2日でこの面は終わりました。(棟部分は後日。)
ところで、屋根葺き工事は山登りに似ていると思っているのは私だけでしょうか?工程は大変でも、登ってきた道を見下ろすと嬉しくなったり頂上が見えてくるとまた力が沸いて来たり、そこからの眺め(仕上がった屋根)が最高で、また次の山を目指す・・・・みたいな?
2連休です。来週もがんばります。