東日本大震災にて瓦屋根が大きく破損してしまった真岡市のお客様です。2週間程前に軽量金属屋根へと葺き替えが終了しています。
この度、ご家族より吉沢板金宛にお手紙が届きました。
大変温かいメッセージは、震災後、疲労困憊状態にあった職人達の励みになりました。
こちらのお宅には元気一杯の小学生と3歳の兄弟がいらっしゃるのですが・・・それはそれは大変明るく楽しい現場であったのが印象に残っています。
ビフォーアフターを掲載させていただきます。
ビフォー。初めてお会いした際にはご主人も私達同様、ドロドロにお疲れのご様子でしたね。雨漏り防止の簡易養生をご自身でされたというから驚きました。
瓦降ろし作業中の様子。総勢8名で行い、1,2階合わせて2日かかっています。(屋根下地造作工事有り)
防水紙の敷き込みまで。ルーフィングは今でも品薄状態が続いています。困ったものですね。
ガルバリウム鋼板での葺き替え完了!!
今回は『耐磨カラー』というガルバリウム鋼板に磨耗に強い15年保証の塗膜が載った材料をご選択いただきました。
入母屋の屋切り部分にも同様の板金包みを施しています。
今回もその家にあった最良の雨仕舞いに仕上げるために技を尽くしています。既存の増築部分(写真下側)との絡みももちろん完璧。
下屋部分は外壁との絡みがあってリフォーム工事では実は一番センスの問われる部分です。今回はそんな中でも敢えて、エアコン等が邪魔する最も難しい部分をお見せします。(笑)
その他、破風板金包み、雨樋架け替え工事が同時に行われました。
ご家族のご多幸をお祈り申し上げます。
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