台風等の悪天候もあり、ちょっとだけ工期が延びてしまった大田原市のお客様、本日無事全ての工事を終えました。
ただし、足場が残っていますので全体のビフォーアフターは足場解体後に掲載させていただきます。お楽しみに。
ということで今日は、先に今回のリフォームでのポイントとなった部分にスポットライトを当てようと思います。
まずはこちら。破風部分の傷み方の酷さがお分かりでしょうか?実は破風の行き止まりにある右側の屋根の”下の部屋”に雨漏りしています。
もっと寄ってみます。コーキングべたべたです。実に残念な納まり。
これは屋根の納まりにも問題がありますが、破風板に板金包みを施していないところにご注目いただきたいです。
そしてこちらが弊社で行ったリフォーム後のもの。屋根本体でも雨仕舞い良く施工していますが(隠れた部分)、さらに破風板には板金包みを施してあります。屋根にぶつかっている部分にはコーキングでなく破風板金を加工することで二重の雨仕舞いに仕上げてあります。
破風は塗装でなく板金包みをしてあげることで、ただのお化粧ではない”上級の機能”を付加させることができます。もちろんどんな台風が来たって雨漏りなんかさせませんよ。(笑)
さらにこの部分。こちらも長年風雨にさらされ、一部腐朽しています。
アフターです。同じ部分ですよ。塗装だけではこうはできません。
アフターでは後ろ側からお見せしちゃいます。もう・・・素直に”かっこいい”です。
リフォームは一生にそう何度もするものではありません。(何度もはしたくないものです。)
足場を掛けるような大工事になる機会があれば、ぜひ効率の良いリフォームをしてみてください。
1年後には分からなくても10年後20年後にコストパフォーマンスを身を持って実感できるはずです。
もしも的確なアドバイスを必要としている時にはぜひ吉沢板金をお呼び下さい。
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