今回のお客様はインターネットで弊社にご依頼された施主様ではなく(本質的にはそうなんですが)東京電力さんとNTTさんになります。
まずはこちら。写真中央電線が延びている外壁を見てください。外壁が浮いてしまっているのがお分かりいただけますか?
これは意外とよくある修理なんですが解体してみます・・・・
やはりそうでした。外壁に電線を取り付ける際には外壁のどこでも良いのではなくて、下地のあるところにしていただきたいものです。でないと最初の写真の様な状態になってしまいますので。
サイディングを新品に交換後、構造材(下地)を狙ってきちんと取り付ければこの様な失敗はありません。(この後サイディングにはパターン付けと呼ばれる作業が残っています。弊社の塗装屋さんが行います。)
こちらはもっと太い電線が取り付いていたベース部分の損傷です。
なんとこちらは、下地に取り付いていたにも関わらずの損傷という珍しい例ですが、こちらも・・・
弊社の工事例ですがこの様に桁の部分の溶接で補強されているような、より強度のある部材を選定していただいていれば良かったのかと思います。(こちらは下地が見えている状態での取り付けだったはずですからね。)
この後サイディングに『パターン付け』→『色合わせ』まで弊社が行います。
電気屋さんが弊社で出しておいたボルトにステーと電線を取り付けて補修工事は無事完了となります。
それにしても、上記2社はクレームに対する対応が本当に素晴らしいそうです。オーナーさんも感心していらっしゃいました。