屋根外装診断から外壁の塗装工事、屋根の葺き替え工事をご依頼いただいたさくら市のお客様です。
吉沢板金の外壁塗装は『雨仕舞いのスペシャリストが監修する塗装工事』がキャッチフレーズです。今回はこちらの物件を通して、それが町の塗装屋さんの塗装工事とどこが違い、なぜお客様に喜ばれているのかご紹介をさせて頂こうと思います。
※吉沢板金の屋根外装診断で一番重要視していることは『 屋根、外壁、雨樋等、各部位の耐用年数を正しく鑑定すること』です。
お客様の将来に渡るメンテンナンス費用が最もお安くなるようなご提案をさせていただいております。
逆に診断の結果、「そこまでは必要ないのではないでしょうか?(コストパフォーマンス的にもったいないのでは?)」といったご提案の仕方をさせていただくこともございます。
Before
窯業系サイディング(13年経過)の現状です。
表面の塗装が剥がれて来てしまっているのが確認できます。窯業系サイディングの防水の要は塗装になりますので、水分による劣化を防ぎ外壁からの雨漏りを起こさないためにもメンテナンス塗装が必要であることが判断できます。
Befor
ご自信で診断される際には、特に北面の水の流れのあるサッシの際などをチェックしてみてください。北面は秋冬太陽光が届かず外壁が中々乾燥しないため最も劣化の進みやすい部分になります。
Befor
1階と2階のパターン分けの部分にグルリと巻いてある『中間幕板』という部品です。
ビスが全く効いておらず浮き上がっている状態です。
Befor
無理やり引っ張っているわけではありませんよ。ビスが効いていないのでこの様に簡単に持ち上がってしまいます。
最初からこうだった訳ではなく樹脂製のために伸縮が起こりビス穴が緩んでしまったことが原因です。構造材に取り付いていなかったのでこうなりましたが、もし構造材に取り付いていたとしたら樹脂が割れてしまっていたでしょう。樹脂はそれくらい伸縮します。
Before
ここからはビフォーアフター形式で一挙にお伝えします。
問題の中間幕板部から。
この部分はお客様のご要望で撤去させていただくことになりました。
これは外壁塗装工事に雨仕舞いのスペシャリストである吉沢板金をお選び頂いた時の自由度の表れだと思います。
ちなみに先に見積を取っていた他業者では「絶対に首を縦には振ってくれなかった。(撤去に同意してくれなかった。)」とのことでした。この下がどうなっているかの予測が立たず、雨仕舞いの技術がなければそれは当然のことです。
After
中間幕板がなくなってスッキリとした玄関周り。「いつか落下してきて誰かが怪我をするのでは?」こういったご不安もスッキリと解消させていただきます。
もちろん塗装前には弊社のプライドに掛けた完璧な雨仕舞いをさせていただきました。
塗料はコストパフォーマンスにすぐれたシリコンウレタン塗料(ユメロック)耐年数は12年~15年です。リッチな風合いのカラーは『銀黒』です。
※コストパフォーマンスという言葉は、例えば光触媒塗料やフッ素塗料まで含めて検討した場合における耐年数や価格、性能(光触媒の場合、光の届き難い北面がどうしても本来の性能が発揮されない等)の比較結果から用いています。
Before
軒裏天井と破風板、雨樋のビフォー。
雨樋は架け替えても良かったのですが、お客様のご希望で今回は保護塗装とさせていただきました。ただし最低限の補強や勾配の確認等はさせていただきます。
After
雨樋と破風は艶ありブラック。軒天は写真だと白に見えますがグレー(マット)です。
ちなみに、弊社では当たり前なので写真にも撮り忘れてしまいましたが、雨樋は内側も塗装しています。これは他所では塗らない部分だと思いますので気になる方はチェックしてください。むしろ内側の方が大事です。
Before
リフォームサインの出てしまっている立て樋のデンデン金物は寿命と診断させていただきました。交換になります。
After
新品のデンデン金物に交換後。この後縦樋はブラックに塗装されます。(外壁は銀黒)
「錆びたまま塗ってお終い。」という工事はしておりません。ここまで見ただけでも他社であれば施工業者を何社も入れなくてはできない工事ですのでそれだけのマージンが発生します。弊社は直接施工店ですので・・・。
Before
屋根はスレート瓦(ナショナル、フルベスト)でした。
表面防水機能が低下してコケが自生している状態。冬季には水分が凍結膨張して起こる割れなどが心配されます。もちろん割れは雨漏りの直接的原因です。
After
周囲1km程が畑というS様邸では風当たりが大変良く、埃も舞い易い、通常より過酷な環境と言えます。
そこでお客様は元々耐候性能に優れたガルバリウム鋼板表面に高級フッ素塗装を施した『フッ素鋼板』をご選択されました。
フッ素塗装の表面は大変平滑で汚れが付き難く、埃が乗っても簡単に雨で流れてくれます。綺麗をより長持ちさせたかったらフッ素鋼板をご選択下さい。
Before
『谷』のある側のビフォーです。
こちら側は太陽が比較的当たりますので上の写真よりはまだ状態が良いように思えますが、同様にみられる白華現象はリフォームサインです。
After
フッ素鋼板もカバー工法で施工します。
雨仕舞いの良いハゼ方式の屋根材を栃木マイスターの店に恥じない技術を持って施工させていただきます。もう苔に悩まされることもないでしょう。
※ここに商品名は書けませんが、逆にあまりお勧めできない商品もあります。中には『当社のお勧め』としてそれを紹介している業者もあるんですが・・・。「この商品をすすめられたんだけどどうでしょう?」といったご質問をよく受けますが大歓迎です。
After
アフター写真です。
単純に綺麗に見せるだけならどんな業者でもできると言ってもよいかもしれません・・・・しかし、吉沢板金の外壁塗装は既存の雨仕舞いの問題点までを改善させていただく塗装工事です。つまりそれは完全な『機能美』という美しさ。
これは誰にも真似が出来ないことだと自負しております。
After
ブログの方には本編と連動して所感やより詳しい状況などを記すようにしています。
興味がございましたら下のリンクからご覧下さい。