栃木県宇都宮市のお客様です。セキスイU瓦の劣化でお困りでした。
今回のリフォームメニューは
となっています。
Before
現状のセキスイかわらUです。カラーベストの上に葺かれたものです。
「一度塗装をしたが直ぐに剥がれてきてあっという間にこの状態になってしまった。なんとかならないものか?」とお悩みでした。
Before
「今の塗装は良いから大丈夫ですよ。」そんな営業文句に惑わされないようにこちらの写真をご覧に入れます。
これはフッ素鋼板に葺き替えるために屋根から降ろされるU瓦の裏側の写真です。
一度水を吸い込むと素材自体が急激に弱くなってしまい、写真の状態では既に、触るとぼろぼろと崩れてしまうまでに劣化が進んでいます。
この状態では、例えば屋根に上がって塗装工事をしている最中から足元には微小なひび割れが生じてしまうことでしょう。
施工中
解体中の様子です。棟瓦を外したところなんですが・・・・これはもう、すごいの一言。所謂鳥害というものですね。これが実はここのみならず屋根全体に及んでいました。
隙間の大きい瓦形状の屋根では場所によってはこの様に鳥の被害に合われてしまう方もいらっしゃるようです。
今回のリフレッシュで隙間の殆どない板金屋根への改修をお勧めした理由はこの辺にもあるんです。
Before
U瓦を解体していく途中で出てきた銅板製の谷樋です。
切りっ放しにコーキングで何とかしようという見るに耐えない非常に残念なものでした。
「大手リフォーム会社が入っても下請けで入る職人は選べません。」
直接施工店なら良いのか?ということには結びつきませんがどんな人に頼むかはしっかりと選びたいものです。
After
対してこちらは『雨仕舞のスペシャリスト』吉沢板金の谷樋周り施工中の写真です。
一目瞭然・・・前者のものとは全く異なるのがお分かりいただけると思います。
Before
屋根ビフォー。各段同じような場所に塗装の剥がれが見られます。表面にぽつぽつと白く見える部分も塗装の剥がれた跡です。
After
高耐候、高防汚性能に優れたフッ素鋼板にて葺き替えを行いました。メーカー塗膜保証20年、試験性能では30年~40年以上の長寿命が期待できるとされています。
After
屋根のアフター。フッ素鋼板は汚れが載っても少し強い雨が降ればこの通り綺麗になってしまいます。
After
隅棟部分(屋根の合わせ面)は『掴みこみ』という技で棟板金レスで仕上げました。シンプルでスッキリとした外観になり、また、棟板金が飛ばされるリスクを回避出来ますが、今回の主目的は鳥の侵入する隙間を出来る限り無くすことにあります。
「お客様が生活する上で大事にされている部分を工事に反映させる。」工事にコミュニケーションを取り入れられるのは直接施工店ならでは。
After
外壁(塗装)や屋根との取り合い部分の板金は各家に合わせて設計したものを弊社工場にて加工しますのでいつも最良の形で雨仕舞い良く仕上がります。
こちらのお宅ではもちろん屋根に合わせたフッ素鋼板製です。
※弊社の工事の例です。一般にという意味ではありません。
Before
この写真には既存の雨仕舞いの問題点が隠されています。
(問題の詳細については以下を参照して下さい。)
After
正しく雨仕舞いを行った後の写真です。
これで塗装の工程へと進めます。
これは大変お喜び頂いている既存の雨仕舞いの修正というサービス。『雨仕舞いのスペシャリスト』である吉沢板金にご依頼いただいたお客様の特権です。
『雨漏りに1mmの不安も残さない。』ことは塗装工事と言えど変わりません。
Before
軒裏天井は木目調のベニヤです。前回のリフォーム時に洋風とされた外壁とはちょっとチグハグした印象ですが・・・
After
実は軒裏天井を張り替えることは今回のリフォームを成功させるポイントとなっていました。外壁にマッチし好印象です。
外壁と破風は塗装リフォーム。雨樋はファインスケアにてリフレッシュ。
After
今回のリフレッシュに合わせて、1階に付随しているテラスの屋根もリフレッシュしました。
正面左側はUVカットポリカーボネート製の波板へ、右側も同素材への葺き替えとなっていますが、メーカー廃盤となっていたため弊社の特注品です。
After
お客様のご要望で雨水貯留タンク(レインセラー)を設置致しました。
今日から"雨で潤う生活"が始まります。
※各市町村で補助を出しています。詳しくはこちらの記事をご参照下さい。
エコでお得な雨水貯留タンク
【お客様の声】
【担当吉沢より】
『技』と『美観』、特に『機能』に気を使っての工事となりました。気に入って頂けた様で大変嬉しく思います。また、工事中はI様ご夫婦の暖かいお心遣いに私達もまたたくさんの感激を頂きました。心より御礼申し上げます。